ワンルームマンションのインテリア

最近では学生や若い人の一人暮らしをするための住宅事情がずいぶん良くなりました。かつて学生の一人暮らしと言えばナントカ荘という名前が付きそうな安いボロアパートが当たり前でしたが、今では一人暮らしと言えばワンルームマンション。このワンルームマンションで自分なりのインテリアを楽しむ人が増えています。
一人暮らしとはその名の通り住人は自分しかいないわけですから、インテリアに何らかのテーマを簡単に持たせることが出来ます。何せインテリアの方針に反対する人はいないのですから。
またワンルームマンションというのは四角形の空間に全てのものが揃っているので、何にも工夫をせずに住んでいるとまさにウサギ小屋に押し込められているような錯覚に陥ります。筆者もワンルームマンションで一人暮らしをした経験がありますが、一人だと家に居てもヒマですから、時間があれば外に出ていた記憶があります。もう少し部屋が楽しければ家に居たかも知れませんが。
自分だけの居住空間を自分色に染めたいと考えるのは当たり前のことです。最近流行のアジア家具やアジア雑貨をうまく配置して、東南アジアのカフェのような雰囲気を作り出すのも良いでしょう。インテリアとは部屋の演出ですから、効果的な演出は住む人の気分を楽しくさせてくれます。
ハワイが大好きな人が、自分の住むワンルームマンションの部屋をハワイ一色にしていたのを見たことがあります。壁にはハワイの写真やハワイのアーティストによる絵画などが飾られ、涼しげなハワイの小物がさらにハワイアン・テイストを演出します。まるでハワイ雑貨のお店かと思うような部屋でしたが、長く居ても決して嫌にならないセンスの良い部屋だったのを覚えています。中でも椰子の実から芽が出て小さな椰子の木になっている観葉植物が秀逸でした。
この例の場合、その部屋を訪れた筆者は何も聞かなくても「この人はハワイが好きなんだな」ということが分かります。つまりインテリアが住む人の趣向を主張しているということです。これはワンルームマンションでインテリアを楽しんでいる好例だと思います。
ワンルームマンションはスペースが狭いので、インテリアの方向性は、とかく収納の機能性や少しでも部屋を広くしようするものが多いのは事実です。そのためのインテリアグッズもたくさん良いものが売られています。このハワイの例はそういった方向性とは逆にある贅沢なインテリアだと思いますが、それもワンルーム・インテリアの楽しみのと言えるでしょう。

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このページは、isが2007年11月30日 16:05に書いたブログ記事です。

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